プロ野球「新外国人」全員診断。
パで快進撃の楽天エリート右腕は本物だ (4ページ目)
これまで8カ国でプレーした経験を持つキャンデラリオアレクシス・キャンデラリオ(西武)
「これまで8カ国でプレーしてきた苦労人で、34歳という年齢も考えれば、日本が最後のチャンスと考えているのかもしれないですね。個人的には頑張ってほしい選手のひとりです。ただ、来日初登板となった5月2日のソフトバンク戦は、先発して3回7失点と散々な結果に終わってしまいました。ソフトバンク打線が好調とはいえ、ボールのキレもいまひとつでしたし、全体的にボールが高かった。ボール自体に力があれば高めの球でも十分に勝負できるのですが、今の球威だと厳しいのを痛感したのではないでしょうか。そのあたりを、次の登板でどう対策を立ててくるのか。もっと低めにボールを集めることができれば、十分に勝てる投手だと思います」(緒方耕一氏)
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