2015.09.07

真中監督が熱く語る「ヤクルト優勝への確かな手応え」

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by Kyodo News

 ヤクルトの真中満監督は春のキャンプで「最下位脱出ではなく、優勝を目指します」と宣言した。その言葉通り、開幕から順調なスタートを切り、9月に入っても阪神、巨人とともに激しい首位争いを演じている。昨年の最下位から一転、快進撃を続けている理由は何なのか? 指揮官を直撃した。

就任1年目にして首位争いを演じているヤクルト真中監督

―― 現在、ヤクルトは2位につけていますが、今シーズンは何度か首位にも立ちました。

「選手たちは開幕から粘り強く頑張ってくれています。ただ、本当に優勝を目指すとなると、他球団よりも先発投手陣が弱い。春先はいい感じでスタートしてくれましたが、故障者が出たり、調子の上がらない投手がいたりで、クオリティスタート(QS)はリーグ6位と苦しい状況にあります。この先発陣の頑張りが、優勝するにはいちばん大事な部分となります」

―― 3、4月は貯金2で終えましたが、5月は9連敗もあり、一時は最下位に転落しました。

「連敗を乗り越えれば盛り返せるイメージがあったので、悲観的にはならなかったです。土壇場で勝ちをひっくり返されるような試合はなく、むしろ負けるべくして負けた試合がほとんどで、その中で選手たちはやるべきことができていたと思います。そういう意味で、今シーズンは『取れる試合を落とさない』ことができている。その結果が、今の成績につながっていると思います」