セ・パ交流戦開幕。新制度で得するチーム、損するチーム (3ページ目)
一方、現在、セ・リーグ首位のDeNAは、パ・リーグ最下位のオリックスと4位のロッテという比較的恵まれた日程となった。そしてDeNAにとってもうひとつありがたいのが、移動距離の短さである。
今回DeNAは本拠地(横浜)で開幕し、ロッテの本拠地・QVCマリンフィールド(千葉)で3連戦。その後、再び横浜で6連戦を戦ったあと、宮城で楽天と、北海道で日本ハムと戦う。特に、最初の12試合を関東圏で戦うことになり、移動による負担はかなり軽減される。
同じく西武も、5月26日に郡山(福島)で行なわれる巨人戦と、6月2日からのナゴヤドームの中日3連戦以外は、すべて関東での試合となる。
そして交流戦という短期決戦において、大きく戦況を左右するのが天候である。たとえば、雨天中止となればローテーションの再編はもちろん、最大で9連戦の可能性も出てくる。昨年は9試合が雨天中止となり、最多はヤクルトの5試合だった。
ここで今回の交流戦で、チームごとにドーム球場と屋外球場の試合数を調べてみた。
日本ハム
ドーム球場=9試合/屋外球場=9試合
ソフトバンク
ドーム球場=15試合/屋外球場=3試合
西武
ドーム球場=14試合/屋外球場=4試合
ロッテ
ドーム球場=0試合/屋外球場=18試合
楽天
ドーム球場=0試合/屋外球場=18試合
オリックス
ドーム球場=15試合/屋外球場=3試合
DeNA
ドーム球場=3試合/屋外球場=15試合
巨人
ドーム球場=11試合/屋外球場=7試合
中日
ドーム球場=12試合/屋外球場=6試合
阪神
ドーム球場=9試合/屋外球場=9試合
ヤクルト
ドーム球場=9試合/屋外球場=9試合
広島
ドーム球場=9試合/屋外球場=9試合
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