2014.09.25

パ・リーグにもMVP問題。大本命はあの選手!?

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

 巨人と違って3割打者がズラリと並び、2ケタ勝利も3人。ただの"贅沢な悩み"としか思えません。

「候補者がたくさんいます。でも逆に言うと、絶対的な数字を残している選手がいないんです。3割を打っている打者の中で、誰かひとりでも100打点近く稼いでいる選手がいれば決まりなんでしょうけど......誰を選んでいいのかわかりません」(パ・リーグ在阪球団担当記者)

 言われてみれば、"帯に短し襷(たすき)に長し"の選手ばかりだ。ただここに来て、五十嵐、サファテのリリーフ陣を推す声が上がっていると聞きましたが......。

「ふたりの貢献度は計り知れません。でも、印象度が弱いんですよね。近年、リリーフでのMVPは2011年の中日・浅尾(拓也)投手がいましたが、その年は79試合に登板して、45ホールド、防御率0.41というとんでもない成績を残しました。それと比べてしまうと、ちょっと見劣りしてしまいますよね」(パ・リーグ在京球団担当記者)

 さっきから、まだ優勝も決まっていないのにソフトバンクの話ばかりしていたけど、オリックスが逆転優勝した時はどうなの? オリックスにはあの大エースがいますが。

「そうなった時は、間違いなく金子千尋でしょう。ただ、あくまでもオリックスが優勝した場合ですが......」(スポーツ紙デスク)

 金子のMVPはオリックス優勝が絶対条件っていうこと!? 現在、14勝、防御率1.99、奪三振190とすべてリーグトップ。それでもダメなの?

「優勝すれば、記者たちは間違いなく1位に金子を入れるはずです。ただ、優勝を逃してしまうと、2位か3位での投票になる可能性が高い。そうなると、得票差で届かないかもしれません」(スポーツ紙デスク)