西武・高橋朋己「上杉達也のおかげで僕は投手に戻れた」 (2ページ目)

  • スポルティーバ構成●文 text by Sportiva special thanks to Shimamura Seiya, Okabe Mitsuyo, Hiroshima TOYO CARP, SAITAMA SEIBU LIONS, HANSHIN TIGERS
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

小野淳平(27歳)
「『MAJOR』もかなり読んでいましたけど、連載が長かったじゃないですか。それで途中で読まなくなってしまったんですよね。基本、あまり漫画は読まないのですが、その中で最後まで読んだのが『SLAM DUNK』(※7)でした。印象に残っているのは、最終回ですね。流川が桜木にパスを出した場面。ふたりはいつも仲が悪かったじゃないですか。でも、ゲームの中ではうまいことやっていく。そして最終回のあのパス。チームスポーツってチームワークを求められますが、実際、全員の仲がいいわけじゃないと思うんです。それでも勝つことに向かってチームがひとつになっていく。チームスポーツっていいなと思える漫画ですよね。野球をやっていて、そういうところに少なからず影響を受けました。好きだった登場人物は桜木花道です。スポーツを通して、人間的にも成長していくところが良かったですね」

丸佳浩(25歳)
「『4P田中くん』です。頑張ることは無駄にならないということを教えてくれました。主人公の田中球児が好きでした」

石原慶幸(35歳)
「『名門!第三野球部』(※8)はよく読んでいました。好きな選手はいろいろいるのですが、主人公の檜あすなろと、そのライバルの桑本聡ですね。大きい左投げのピッチャーの」

中東直己(33歳)
「『キャプテン』(※9)です。みんな野球に熱く、根性野球のところが良かった。好きなのはキャプテンの谷口です」

永川勝浩(34歳)
「『なんと孫六』(※10)は1巻から持っています。気持ちを入れて一球一球投げることとか、自分に役立つかなと思って読んでいました。あと、絵も見やすいですからね。好きなキャラクターは、やはり甲斐孫六です」

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