2014.02.12

「今年こそAクラス」。ベイスターズファンは信じている

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by(C)YOKOHAMA DeNA BAYSTARS

―― 福田さんの計算では、今年ベイスターズは何勝しますか?

「若手有望株の三嶋一輝が15勝。久保、尚成、三浦大輔の3人で30勝。藤井秀悟が5勝で、国吉と高崎健太郎のふたりが10勝。ドラフト1位の柿田裕太が10勝。あとは中継ぎと抑えで20勝。そうなると90勝になっちゃいますね(笑)」

 紅白戦が始まると、若手を中心にハツラツとしたプレイを見せたが、国吉は4連打を浴びて3点を失った。

「国吉投手は残念な結果に終わってしまいましたね」と、前出の三上さんに声をかけると、「見ての通りです。これからだと思います」と沈んだ声で語り、再び視線をグラウンドに向けた。

 練習が終わり、ファンサービスを終え移動車両に乗り込む中畑清監督に声をかけた。

―― 今年は優勝を期待するファンの方が多いようです。

「私自身も今年は監督3年目で、心の底から優勝するんだという気持ちが強い。宜野湾での激励会でも、初めて優勝宣言をさせてもらいました。ファンのみなさんが、優勝という気持ちをもってひとつになってくれる。その声援もパワーになります。奇跡は起こせるんです。気持ちを切らさずに応援してほしいですね」

―― チームに勝つ気配のようなものは感じますか?

「投手力を見れば、それは感じます。新しい若い力と久保や尚成のベテランの力が加わったことで、戦えるチームになったなと思います。これは選手も感じています。チームとしていいバランスになった。今年は答えを出します!」

 指揮官の力強い言葉を聞くと、「今年こそ」の思いはより現実味が増してくる。2014年、ベイスターズファンが「10月も野球が楽しめる」ことを願うばかりである。

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