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【MLB】大谷翔平は後半戦も記録ラッシュ 150得点・1000安打・100登板...締めは21世紀初のワールドシリーズ連覇 (3ページ目)

  • 宇根夏樹●取材・文 text by Une Natsuki

【カブス5年ぶりのポストシーズンへ】

 大谷が本塁打王なら、鈴木は打点王のチャンスがある。前半戦終了時、鈴木の77打点はピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)と並んでナ・リーグ2位で、1位のエウヘニオ・スアレスとは1打点しか違わない。

 打点の場合、打席に立った時の走者の人数などにも左右される。とはいえ、鈴木が多くの走者を生還させているのも事実だ。

 3パターンの打席「走者なし/走者あり/得点圏に走者あり」で数値を比べてみると、打率=.240/.289/.309、出塁率=.297/.344/.374、OPS=.802/.939/1.023となる。走者ありの打席で打ったホームラン(ツーラン以上)は14本を数え、ナ・リーグではアロンソの15本に次いで多く、スアレスと並んでいる。

 また、鈴木のOPS(出塁率+長打率)は今シーズンの.867が最も高いのも注目したい。過去3シーズンは.770→.842→.848だった。

 各シーズンのOPSを前半/後半に分けると、メジャーリーグ1年目の2022年は.807/.737だが、2023年は.748/.938、2024年は.813/.889だ。後半戦のほうが数値を上げているので、今シーズンも過去2シーズンと同様であれば、シーズン全体で.900前後も見えてくる。

 また、鈴木はその先のポストシーズンも楽しみだ。2021年以降、カブスはポストシーズンに進むことができていないが、今年はそのブランクに終止符を打つだろう。オールスターゲーム選出は逃したが、より重要なのがポストシーズンであることは言うまでもない。

 そして大谷・鈴木とともに、吉田正尚(ボストン・レッドソックス)もポストシーズンでプレーする可能性がありそうだ。

 6月9日の時点で借金5を抱えていたレッドソックスは、その数日後に主砲のラファエル・デバースをサンフランシスコ・ジャイアンツに放出後、7月4日から10連勝して前半戦を終えた。貯金は8。地区首位のトロント・ブルージェイズと3ゲーム差の3位につけ、ワイルドカードレースでは2位に位置している。

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