つい踊ってみたくなる?
メジャーリーガーに日本の応援はどう映ったか (3ページ目)
「(ビダル・)ヌーニョ(タンパベイ・レイズ)なんかにも伝えたんだけど、一番大事なことは応援を気にしないこと。日本では応援によって試合の形勢が変わってビッグイニングをつくられてしまうこともあるからね。ただ声援が大きいというだけではなく、流れを変えられることがある。それぐらい応援の力がすごいんだ」
今回の日米野球では、柳田がサヨナラ本塁打を放った第1戦を筆頭に、侍ジャパンが終盤で逆転する試合が多かった。思えば、大声援の力あってこその展開だったのではないだろうか。
前回、2014年の日米野球では、当時タンパベイ・レイズだったベン・ゾブリスト(現シカゴ・カブス)は試合前の日本チームの練習をつぶさに観察していたが、その理由を聞くと「練習内容が異なることも多く、とても勉強になるし、興味深い」と語っていた。
練習にしてもファンの応援にしても、普段から日本のプロ野球を見ている者からすれば当たり前の光景だが、日米野球のような特別な機会に他国との違いを比べてみるのも面白い。
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