イチロー移籍報道の真実。代理人は
日本復帰を「考えたくない」と明言
「MLBからのオファーがなければイチローは日本に戻るかもしれない」
1月16日、そんなタイトルの記事が『MLB.com』から発信されて大きな話題となった。このストーリーは、日本人選手に関連した記事を書くことが多いベテラン記者のバリー・ブルームが、ジョン・ボッグス代理人の言葉を交えて構成したものだ。
マーリンズをFAになり、新天地を探すイチロー「(イチローが)どのチームにとっても素晴らしい財産になることに、誰かが気づいてくれるという期待を持ち続けている」
「当初は、マリナーズがイチローを復帰させることを望んでいた。多くのチームが積極的になってくれればと思うが、(FAマーケットに)まだ多くの外野手が残っていることは理解している」
「メッツの可能性もあったが、彼らはジェイ・ブルースと契約した。レッズがビリー・ハミルトンを放出すれば可能性はあったが、そうはならなかった。6チームと接触し、私たちは連絡を待っているところだ」
記事内に記されたこのような言葉からは、チーム探しが思うように進んでいない事実が真実味をもって伝わってくる。その後、別記事で新たにサンフランシスコ・ジャイアンツの名も出ているようだが、 彼らが外野手を探しているのは事実ではあるものの、「連絡を取っている球団のひとつ」の枠を出ないだろう。
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