【MLB】グリフィー・ジュニアの息子は野球よりもアメフト?

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿124

 プロ22年間でメジャーリーグ歴代6位となる通算630本塁打をマークし、2010年に現役を引退したケン・グリフィー・ジュニア(43歳)。彼の父親、ケン・グリフィー・シニア(63歳)も1970年代にシンシナティ・レッズの一員として活躍した名選手で、親子2代のメジャーリーガーとして球史に名を残している。しかし、3代目となるグリフィー・ジュニアの長男、トレイ・グリフィー(19歳)は野球ではなくアメリカンフットボールを選ぼうとしているようだ。

 トレイは現在、アメフトの名門アリゾナ大学に所属し、控えワイドレシーバーとしてプレイ。ただ、シーズン前半を終えた時点で一度も捕球を記録しておらず、ベンチ要員からは抜け出せていない。しかし、トレイはアフメトに夢中らしく、親子3代のメジャーリーガーの夢は遠のきつつある。

 父親であるグリフィー・ジュニアは、「子どもが大好きなスポーツを一生懸命に応援する」と理解を示し、トレイがアメフトの道に進むことも拒んではいない模様。ちなみに、トレイの妹である高校3年生のタリン(18歳)は全米でもトップクラスのバスケットボール選手として知られ、来年は兄と同じアリゾナ大でプレイすることが決まっている。スポーツ一家、グリフィー・ファミリーの今後はいかに?

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