【高校野球】最速150キロ左腕だけじゃない! 山本昌が甲子園で驚いた"2年生の怪物候補"...横浜・小林鉄三郎ら4投手に「高い将来性」 (4ページ目)
甲子園では1イニングだけの登板に終わったが、最速150キロの速球が魅力の関東一・高橋友朔 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る高橋友朔(関東一/181センチ・87キロ/右投右打)
今夏の甲子園ではリリーフで1イニングを投げただけですが、150キロ近いスピードのストレートが目を惹きました。体は大きいし、素材としての魅力を感じます。少し気になったのは、リリース時に体を横に使うところ。右腕を振るまでは体を縦に使っているのですが、最後にボールを押し込む際に横に滑るように使っています。これはシュート回転が強くなる原因かもしれません。ほとんどの投手がシュート回転するので過度に気にする必要はありませんが、少し注意して練習してみてはどうでしょうか。バックスピンが強くなると、今まで以上に打者を差し込めるストレートになるかもしれません。
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今回も多くの投手を分析させてもらいました。あらためて速いストレートを投げる投手が増えたと感じます。今の時代だったら、私はプロに入れませんね(笑)。
その一方で、どのボールをどこに投げるか。「ロケーション」という考え方を追求する投手が少ないとも感じました。私は「投球術」とは、いかにストライクを取れるかだと考えています。ただストライク先行で投げるだけでなく、被打率の低いところへ投げられるようになれば、勝てる確率はぐっと上がります。
今や私たちの時代では考えられないくらい、速いボールを投げる投手が増えてきました。そこに加えて「投球術」を追求すると、もっと高校野球界のレベルが上がると思います。これからスピードと投球術を兼ね備えた、とんでもない投手が出現することを願っています。
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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