【夏の甲子園2026】スカウトの投手評「別格」の横浜・織田翔希ほか、「2年後に一軍で投げている」と絶賛されたのは? (4ページ目)
ただ、186センチの織田、188センチの平田に対し、高部は175センチと小柄。昨夏から秋にかけての登板過多もあり、ヒジの状態がよくなかっただけに、プロ側にも「じっくり鍛えてほしい」という見方がある。
「去年はスピードとキレだけ。勢いだけで投げている感じだったけど、今年になって狙ったところに投げられるコマンド力がついてきた。ただ、現段階ではプロのストライクゾーンで勝負できるレベルではない。それに勝負球にできる変化球もないので、大学に行くのは正解でしょう」(パ・リーグスカウトA氏)
「試合をつくる能力が高いですよね。150キロが出ると聞いていたのですが、県大会より出力が下がっているのが心配。変化球を投げる際、体が横振りになるので、今のままでは苦労するかもしれないですね。まだ勢いで投げているイメージがあるので、大学でしっかり鍛えてほしいですね」(セ・リーグスカウトD氏)
中京のエース・鈴木悠悟 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る
【スカウトが追う"4年後の候補"】
ビッグ4以外で大会前から注目されていたのが、中京の鈴木悠悟だ。だが、霞ケ浦戦では5回2/3を6安打5失点(自責3)。不完全燃焼に終わった。
「指先の感覚がいいですよね。再現性の高いフォームでコントロールもいい。右バッターのアウトコースにしっかり投げられるし、完成度は高いですよね。ただ、球が軽いように映ったのは気になりますが......」(パ・リーグスカウトC氏)
「体の使い方がうまい。ストレートも140キロ台中盤は出るし、変化球も多彩。大学に行くと重宝されるタイプだと思います。プロに行くなら、もう少し出力を上げたいところですね」(セ・リーグスカウトB氏)
このほかで名前が挙がったのが、選抜で8強入りし、今夏も仙台育英を1点に抑える好投を見せた花咲徳栄・黒川凌大だ。
「仙台育英戦はベストピッチでしょう。粘られてもフォアボールを出さなかったし、闘志を前面に出して気持ちの強さを見せた。評価を上げたと言っていいでしょう。ただ、速い球を投げたいという気持ちが強く、頭を振りすぎる。バランスよく投げられるようになれば、もっといい球がいくと思います」(パ・リーグスカウトA氏)
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