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【夏の甲子園2026】大阪桐蔭初優勝メンバー、最速157キロ右腕、平成初完封&初本塁打... 指揮官たちの知られざる現役時代 (2ページ目)

  • 戸田道男●文 text by Michio Toda

【高校時代に夏の甲子園決勝に出場】

 聖隷クリストファーの田中公隆監督は、昨夏の甲子園で指揮を執った上村敏正前監督からバトンを受け、今春に監督へ就任した。現役時代は大阪桐蔭でプレーし、1991年夏の全国制覇を経験。背番号13の控え捕手としてベンチ入りし、正捕手・白石幸二に代走が送られた際にマスクをかぶる場面が多かった。

 卒業後は福井工大を経て大阪桐蔭のコーチに就任。2004年春の選抜では、不祥事の報告遅れの責任を取って西谷浩一監督がベンチ入りを自粛したため、監督代行として登録され、2回戦でダルビッシュ有擁する東北と対戦するも2対3で敗れた。

 福山・小田浩監督は、今夏の広島大会決勝で相まみえた広島商OB。1982年夏の甲子園では7番・二塁手として準優勝を経験し、決勝では「やまびこ打線」を擁する池田に敗れた。

 順天堂大を経て指導者となると、西条農を率いた91年夏には主将で捕手の礒部公一(元近鉄ほか)を擁して甲子園初戦を突破。93年夏は、広島商時代の恩師・桑原秀範監督率いる堀越に0対1で惜敗し、2011年春は総合技術を率いて選抜に出場したものの、初戦で履正社に敗れた。

 その後は公立高校の校長などを歴任し、一度は指導の現場を離れた。しかし、福山から監督を要請され、福山市教育委員会職員として就任。今春15年ぶりに現場へ復帰した。就任後わずかな期間でチームを甲子園へ導き、「甲子園請負人」の異名にふさわしい手腕をあらためて証明した。

【江川卓卒業後の法政大のエースとして活躍】

 鳥取城北・加藤重雄監督は、昨夏に続いて2年連続で甲子園の舞台に立つ。6シーズンにわたり法政大の監督を務め、2025年1月に鳥取城北の監督へ就任した。自身は鳥取西OBで、現役時代は投手兼外野手として活躍。2年生だった1973年夏には甲子園出場を経験している。

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