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【夏の甲子園2026】仙台育英の同級生、元巨人のチームメイト、恩師と教え子...聖地で交差する運命の再会 (2ページ目)

  • 戸田道男●文 text by Michio Toda

 その後、ともに高校野球の指導者の道を歩み、中谷監督は2021年夏に全国制覇を達成した。一方、仲澤監督は2024年に母校・東海大甲府の監督へ就任。今夏、監督として初めて甲子園出場を果たし、かつての先輩を追いかける新たな一歩を踏み出した。

 同じく智辯和歌山・中谷監督には、今大会、監督として甲子園に戻ってきたかつての対戦相手がいる。1997年夏、智辯和歌山の主将兼捕手として全国制覇を果たした中谷監督は、初戦の2回戦で初出場の日本文理(新潟)と対戦した。その日本文理で2年生ながら「2番・二塁」で先発出場していたのが、現在、日本文理を率いる鈴木崇監督だ。

 試合は、鈴木選手の適時三塁打などで日本文理が2回表までに5対0とリード。しかし、智辯和歌山はその裏から反撃を開始し、21安打19得点の猛攻を見せる。5番を務めた中谷選手も2打数2安打4四球と打線をけん引し、智辯和歌山が19対6で大勝した。

【母校ではないユニフォームを着て再会】

 また、享栄(愛知)へ移って今夏初めて甲子園の舞台に立つ大藤敏行監督は、中京大中京(愛知)の監督として2009年夏に全国制覇を果たした名将である。

 中京大中京の監督として初めて甲子園に出場した1997年春の選抜では準優勝に輝いているが、このとき2年生でベンチ外だったのが、現在、中京(岐阜)を率いる今村陽一監督である。

 なお、現在の中京大中京を率いる高橋源一郎監督は、1997年の選抜で準優勝した当時の主将だった。今村監督は部長として高橋監督を支え、2019年の明治神宮大会優勝、2021年の選抜ベスト4などを経験した。

 今村監督はその後、岐阜の中京に転じ、昨秋監督に就任。恩師である大藤監督とともに、母校ではないユニフォームを着て、甲子園の舞台に立つことになった。

【馬淵監督につながる数々の縁】

 最後に明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は、今回で春夏通算41回目の甲子園(2020年の交流試合を含む)。それだけにゆかりのある人物は多い。

 神村学園(鹿児島)の塩田将孝部長は教え子で、1997年春の選抜に2番・セカンドで出場していた。

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