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【夏の甲子園2025】山本昌が5人の「スーパー2年生」を診断 「今大会ナンバーワン」と絶賛した投手は? (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

聖隷クリストファーを春夏通じて初の甲子園へと導いた髙部陸 photo by Matsuhashi Ryuki聖隷クリストファーを春夏通じて初の甲子園へと導いた髙部陸 photo by Matsuhashi Ryukiこの記事に関連する写真を見る髙部陸(聖隷クリストファー2年/174センチ・68キロ/左投左打)

フォームに安定感があって、球の走りがすばらしい。阿波野秀幸さん(元・近鉄ほか)に近いものを感じます。捕手に向かってしっかりとラインを出せて、試合をつくる能力も高い。上背はそれほど高くなくても、将来がすごく楽しみな投手です。ややショートアーム気味の左腕の使い方ですが、バランスよく腕が使えているので問題ありません。ストレートの軌道から小さく変化するカットボールなど、横の変化球も目を見張ります。少し気になった点を挙げるなら、時折、左ヒジのポジションが低くなること。左ヒジの位置が低くなるとボールを叩けず、縦の大きな変化球も使いづらくなります。体をつくりながら改善できれば、持ち前のキレがさらに向上するはず。縦の変化球も完全マスターできて、無敵の投手になるかもしれません。今大会は2回戦で惜しくも敗れてしまいましたが、もっと上位で輝ける素材です。両サイドを使う投球に磨きをかけて、再び甲子園に戻ってきてもらいたいです。

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