「新基準バット」導入で真価問われるスラッガー センバツで絶対注目の10人を厳選 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨秋時点で高校通算28本塁打の大阪桐蔭・ラマル・ギービン・ラタナヤケ photo by Ohtomo Yoshiyuki昨秋時点で高校通算28本塁打の大阪桐蔭・ラマル・ギービン・ラタナヤケ photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見るラマル・ギービン・ラタナヤケ(大阪桐蔭3年/三塁手/180センチ・82キロ/右投右打)

底知れない可能性を秘めた右のパワーヒッター。昨秋時点で高校通算28本塁打を放つなど、ツボにハマった際の長打力は目を見張る。昨秋の明治神宮大会・関東一戦では神宮球場の右翼席に放り込むなど、3長打と気を吐いた。両親はスリランカ人で、愛知港ボーイズ(愛知)に在籍した中学時代からその名をとどろかせていた。初戦は大会5日目に北海(北海道)と対戦。新2年生の松田収司が投じる好球質の速球に、どんな反応を見せるか。昨秋は三塁守備に綻びを見せていただけに、攻守の進化に期待したい。

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