スカウトが熱視線を送るセンバツ注目の好投手10人 大阪桐蔭の怪物、栃木の怪童、サラブレッド左腕など多士済々 (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

最速145キロを誇る関東一・坂井遼 photo by Ohtomo Yoshiyuki最速145キロを誇る関東一・坂井遼 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る坂井遼(関東一3年/178センチ・78キロ/右投右打)

短期間に急激な勢いで進化してきた右腕。昨秋は最速145キロを計測し、東京大会決勝の創価戦では1失点完投勝利を挙げて東京制覇に大きく貢献。明治神宮大会では先発にリリーフにフル回転した。縦に割れる大きなカーブとの緩急を使いつつ、スライダーやチェンジアップも勝負球に使えるなどバリエーションが豊富。右肩上がりで伸びてきた成長曲線も期待感を高める。腰の故障を抱えていたエース格の左腕・畠中鉄心が今春は体調万全で臨めるのは好材料。開幕カードの八戸学院光星(青森)との初戦は好ゲームが期待できる。

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