スカウトが熱視線を送るセンバツ注目の好投手10人 大阪桐蔭の怪物、栃木の怪童、サラブレッド左腕など多士済々 (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

四国を代表する実戦派右腕の阿南光・吉岡暖 photo by Terashita Tomonori四国を代表する実戦派右腕の阿南光・吉岡暖 photo by Terashita Tomonoriこの記事に関連する写真を見る吉岡暖(阿南光3年/182センチ・78キロ/右投右打)

四国を代表する実戦派右腕。最速146キロの触れ込みながら、昨秋に光ったのは変化球の精度。スライダー、カーブ、フォークを駆使してゲームメイクし、四国大会準優勝に導いた。折り目正しい投球フォームで安定感があり、自滅するイメージが湧かない。大会2日目に大会屈指の強打者であるモイセエフ・ニキータを擁する豊川(愛知)と対戦。モイセエフの膝元に変化球を投げ込めるか、またひと冬越えてストレートの球威がどれくらい増しているか。名をあげる大きなチャンスだ。

8 / 10

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る