大会No.1スラッガーは?交流試合出場の強打者12人のスカウト評 (5ページ目)

  • 田尻賢誉●文 terxt by Tajiri Masataka
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

1年春から星稜の中軸を担ってきた内山壮真1年春から星稜の中軸を担ってきた内山壮真内山壮真(星稜3年/172センチ・72キロ/右投右打)

「バッティングは毎年マイナーチェンジしているし、センスのよさを感じます。中学の頃からプロ一本と進路を決めるなど、野球にかける想いが伝わります。本当のことをいうと、もう少し体が大きければ......というのはあります。ロッテの田村龍弘みたいになる可能性はありますが、プロでレギュラーを獲れるかは疑問です。キャッチャーも内野もできるユーティリティとしてなら持ち味を発揮しそうです」(スカウトA氏)

「昨年までショートを守っていて、今年はキャッチャー。広陵時代の上本博紀(阪神)を思い出しました。ただ、上本は力がないのを自覚して技術で打っていたのに対し、内山はガンガン振りたがる。これまではセンスでできていた部分があったと思いますが、それを今後どうするか。プロの世界で生き残るためには、バッティングスタイルもそうだし、ポジションも考えないといけないかもしれないですね」(スカウトD氏)

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