山本昌が絶賛する夏の甲子園出場10投手。将来性と課題をリアル解説 (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

193センチの長身からほぼストレート1本で勝負する中京学院大中京の赤塚健利193センチの長身からほぼストレート1本で勝負する中京学院大中京の赤塚健利赤塚健利(あかつか・けんと/中京学院大中京3年/193cm103kg/右投右打)

初めて見る投手でしたが、まず身長193センチ、体重103キロの体に圧倒されました。強くリリースできたボールは、高校野球でなかなかお目にかかれないレベルだと感じました。1球ごとにスピードガンの数字がバラけるのは気になりますが、体重移動の距離が短く、フォームが安定しないからではないでしょうか。今はその場で投げている印象なので、もう少し前でリリースできるといいですね。そうすれば体をもっとゆったり使えて、伸びのある球が投げられるはず。まだ粗削りで素材としての評価になりますが、上のレベルで見たい投手です。

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