【自転車】TeamUKYO新体制発表。新たに加わった豪華な面々 (2ページ目)

  • 西村章●構成・文 text by Nishimura Akira  photo by Sportiva

 外国人選手は、昨年途中からチームに加わったサルバドール・グアルディオラ(スペイン)と、新規加入のパブロ・ウルタスン(スペイン)、オスカル・プジョル(スペイン)、ダニエル・ホワイトハウス(ニュージーランド)という4名。グアルディオラは2014年Jプロツアーのレースで2位表彰台を獲得した実力の持ち主で、エースを勝利に導くアシスト役としての能力にも長(た)けた選手だ。また、新加入選手たちの中でも、プジョルは来日レース経験も豊富で、昨年はツール・ド・熊野総合山岳賞を獲得している。

 彼らを率いる司令塔の土井は、挨拶の冒頭で、「今シーズンは平社員からキャプテンに任命されて、少し緊張しています」と、その言葉とは裏腹のリラックスした雰囲気で語りはじめ、今季の目標を述べた。

「今年はいい選手とスタッフが揃ったと思います。去年は獲得できなかったチーム総合優勝や、UCIレースでの勝利という目標に向けて、さらに近づける強力な選手たちであることをトレーニングキャンプで実感しました。スポンサーの方々や、ファンのみなさんの期待に応える走りをしたい。応援をよろしくお願いします」

 土井の言葉にもあるとおり、今年のTeamUKYOのラインナップは今まで以上に分厚い陣容となった。片山右京が監督を務め、昨シーズンはテクニカルアドバイザーという肩書きだった今中大介は相談役となり、新たなアドバイザーとして福島晋一を迎えることになった。

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