【自転車】片山右京「欧州スケジュールとTeamUKYOの現在地」 (2ページ目)
☆ 3月22日 「ミラノ~サンレモ」(1907年)
☆ 3月29日 「ヘント・ウェヴェルヘム」(1934年)
☆ 4月5日 「ツール・デ・フランドル」(1913年)
☆ 4月12日 「パリ~ルーベ」(1896年)
☆ 4月19日 「アムステルゴールドレース」(1966年)
☆ 4月22日 「フレッシュ・ワロンヌ」(1936年)
☆ 4月26日 「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」(1894年)
また、秋に開催されるクラシックレースには、以下のものがある。
☆ 10月4日 「ジロ・ディ・ロンバルディア」(1905年)
☆ 10月11日 「パリ~ツール」(1896年)
上記のワンデーレース以外にも、ワールドツアーには数々のステージレースが年間カレンダーに組み込まれている。パリ~ニース(3月8日~15日)、カタルーニャ1周(3月23日~29日)、バスク1周(4月6日~11日)、ツール・ド・ロマンディ(4月28日~5月3日)......等々。これらのレースを戦いながら、いよいよシーズンは佳境にさしかかり、3大グランツールの季節を迎える。今年の開催スケジュールは、それぞれ以下のとおりだ。
☆ 5月9日~31日 「ジロ・デ・イタリア」
☆ 7月4日~26日 「ツール・ド・フランス」
☆ 8月22日~9月13日 「ブエルタ・ア・エスパーニャ」
このワールドツアーを戦うプロツアーチームは、今年は計17チーム。一方、これらのプロツアーチームよりもカテゴリーがひとつ下になるプロコンチネンタルは、総勢19チームになった。プロコンチネンタルチーム勢は、ワールドツアーよりもひとつ格下のヨーロッパツアーやアジアツアーなど各大陸のレースを戦いながら、ワールドツアーのレースにはワイルドカード枠で参戦していくことになる。
現在、アジアのコンチネンタルチームとして日本を本拠に活動するTeamUKYOは、このプロコンチネンタルチームへの来期以降の昇格を目指して、2015年シーズンを戦う。
そのTeamUKYOが2015年シーズンの主な活動の舞台とするのは、日本国内シリーズのJプロツアーだ。
今シーズンのJプロツアーは、毎年恒例の宇都宮クリテリウム(3月15日)を皮切りに、全24戦を予定している。昨年末に行なわれた発表会では、今年はプロフェッショナルスポーツとして従来以上に観戦者を意識した環境作りを心がけ、魅せる要素を拡充していくというプランも発表された。そこで選手たちの激しい戦いが展開されることになれば、ファンの注目もより大きくなることだろう。昨年、個人タイトルを連覇し、チーム部門で2位に終わったTeamUKYOは、土井雪広を主軸に据えたラインナップで両部門の完全制覇を狙い、選手とスタッフたちは着々と開幕に備えた準備を進めている。
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