【新車のツボ73】VWゴルフGTI試乗レポート
私のようなクルマ好きのオッサンは"ホットハッチ"という単語に、青春の思い出のツボがキュンしてしまう......といった話を第45回(ルノー・トゥインゴ・ゴルディーニRS)で書いた。そのときにも触れたように、ホットハッチのそもそもの元祖は、1970年代半ばに初代ゴルフに追加された"GTI"である。
以来、ゴルフは7代目となった今でも「世界でもっとも優秀でよくデキた乗用車」として君臨している。そして、それをベースにしゴルフGTIも健在であり、「ゴルフのボディに専用の高性能エンジンを積む」という基本構成は初代からなんら変わっていない。
ただし、初代GTIのエンジンが1.6リッターの110psだったのに対して、この最新ゴルフGTIは2.0リッターのターボ付きで220ps! つまり、パワーはなんと2倍!! 初代で180km/hオーバーをうたって世のクルマ好きの若者を驚愕させた最高速は、最新GTIではなんと246km/hだ!!!
まあ、約40年前と現代を直接比較したこところで、たいした意味はない。クルマ全体の進化と性能アップを考えたら、周囲のクルマを比較したゴルフGTIの相対的ポジションは、昔も今も似たようなもの......という見方もできなくはない。
しかし、それを踏まえても、今のゴルフGTIはなにかの"一線"を超えた感が否定できない。この最新GTIはベラボーに速い。かつてのGTIのように、私みたいな下手の横好きアマチュアドライバーが、一般公道でちょいと気合いを入れて走って「今日はこれくらいにしといたろ!」と溜飲を下げられるようなモノではなくなった......と、いわざるを得ない。
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