「日本代表は永遠に夢」。槙野智章の存在がハリルJを活性化する (4ページ目)


photo by Yamamoto Raitaphoto by Yamamoto Raita 槙野選手は守備で相手と対面した時、「絶対抜かせない!」と強く自分に言い聞かせます。それは、ユースで指導を受けた森山佳郎コーチ(現U-16サッカー日本代表監督)の「気持ちには引力がある」という言葉を大事にしているからこそ。ユース時代から、「プロサッカー選手になる」「日本代表になる」といったさまざまな言葉を紙に書き、家の天井や壁などに貼り、それをひとつずつ実現してきたのです。

 その習慣は現在も継続しており、今、壁に貼ってあるのは「日本代表になる」という言葉。すでに実現した目標ではありますが、2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯では出場できなかった槙野選手は「メンバー発表の前は毎回ドキドキで、今も本当に緊張する。日本代表でプレーすることは自分にとって永遠に夢です」と熱く語っていました。もちろん、「来年のロシアW杯こそ......」という想いは誰よりも強いはずです。

 メディアへの露出が増え、派手なパフォーマンスに注目が集まりがちな槙野選手ですが、サッカーに真摯に向き合う姿勢は、広島の紫のユニフォームを着てスタジアムへ行っていた少年時代のまま。吉田麻也選手や森重選手ら、UAE戦で先発したチームメイトとのポジション争いは熾烈ですが、スタメンの座を奪うような槙野選手の活躍に期待しています!

■ロシア ワールドカップ アジア地区最終予選
日本 × タイ
3月28日(火) よる7時~
※一部地域除く

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