UAE戦のキーマン、原口元気が語った日本サッカーへのリスペクト (2ページ目)
photo by Yamamoto Raita プレー中は闘志をむき出しにする原口選手ですが、普段は物静かな印象。『やべっちF.C.』でスタジオに出演してくださった時は、原口選手はほかの選手よりもおとなしく口数も少なめでした――。それでも、ときどき話す言葉には熱意と力があって、サッカーへの真摯な気持ちが伝わってきました。また、清武弘嗣選手と原口選手の対談企画でも、そこまで多くを語らない原口選手でしたが、そこでとても印象に残る言葉がありました。
それは、「自分は(W杯に)出るだけじゃ嫌なので、成長したい。2016年も成長できたと思うけど、もう1個、2個上に個人のレベルとして行きたい。それが必ず、日本のためになると思う」という決意のこもったもの。原口選手の強い向上心があってこその言葉だと思います。
以前、原口選手が長友佑都選手と対談したときには、「(長友)佑都君と(本田)圭佑君たちがチームを引っ張っている感がまだ強いなと感じていて、勝負強さが違うと思います」とふたりの先輩について話していました。原口選手は代表でもクラブでも実績を積んできた本田選手と長友選手を特に尊敬しているため、対面すると「緊張で顔が真っ赤になる」ほど。
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