世界記録への挑戦。再びトップを目指す入江選手の進化 (3ページ目)

photo by Yamamoto Raitaphoto by Yamamoto Raita 男子背泳ぎの世界記録は、3種目とも09年の高速水着時代の記録のまま更新されていません。しかし今回、入江選手が日本選手権の100mで出した52秒57は、世界記録まであと0秒63、自身が持つ日本記録にあと0秒33まで迫るもの。入江選手は「今までは目をそらしていたけど、ようやく日本記録と向き合えるようになってきた」と、記録更新への意欲が出てきたことを語ってくれました。

 アメリカ勢と対決する8月のパンパシフィック選手権での、入江選手の記録更新に期待がかかります。入江選手にとってパンパシは、06年にシニアとして初の国際大会代表に選ばれた思い出の大会です。

 また、オーストラリアは、09年5月の日豪対抗で、入江選手が当時の200mの世界記録を1秒以上も上回る1分52秒86を出して注目された国。そのときの記録は、使用した水着が国際水泳連盟に認可されなかったため世界記録として公認されませんでしたが、そんな因縁の地であるオーストラリアで自己ベストを更新し、来年の世界水泳、2016年のリオデジャネイロ五輪に向けて勢いをつけてもらいたいです!
2020年東京五輪を占う重要な大会

パンパシ水泳 ゴールドコースト2014
8月開幕2014年8月21日(木)~24日(日)
テレビ朝日系列で放送
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http://www.tv-asahi.co.jp/panpacisuiei2014/

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