2013.06.08

フォームはウサイン・ボルト流。
世界陸上を目指す17歳・土井杏奈選手

 6月7日から東京の「味の素スタジアム」で陸上の日本選手権が開催されています。8月にモスクワで開催される世界陸上の中継を担当する私としてはすべての競技、選手に興味津々。私が注目している選手のひとりが、女子短距離の土井杏南選手です。

photo by Yamamoto Raita 現在高校3年生の彼女は、中学3年のとき100mで11秒61の日本中学記録を出し、高校2年の昨年は11秒43の日本ジュニア記録を樹立。昨年の日本選手権では福島千里選手に次いで2位になり、戦後最年少の16歳でロンドン五輪代表になりました。

 そんな彼女にインタビューをしたのは今年の4月中旬。痛めていた腰が治って、ようやくトレーニングで走り出した時でした。

 昨年のロンドン五輪にはリレーメンバーとして出場し、1走を務めた土井選手ですが、今年の世界陸上では「個人種目で出たい」という目標を持っています。100mで世界陸上に出るためには、派遣の目安となるB標準の11秒36の突破が条件ですが、日本選手権でこのタイムをクリアして、是非とも出場権を獲得してもらいたいところです。

 その実現のため、冬の間は埼玉栄高校の清田浩伸監督やNTC(ナショナルトレーニングセンター)のトレーナーの方たちと相談しながらウサイン・ボルト選手のフォームを参考にしてトレーニングをしていたそうです。