日本代表GK・川島選手が手ごたえをつかんだ「瞬間」とは?

『webSportiva』をご覧の皆様、はじめまして。テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵です。

 この連載コラムでは、私が取材したアスリートの皆さんのエピソードや素顔、試合や番組中継の舞台裏などをお伝えできればと思っています。これからよろしくお願いします!

photo by Yamamoto Raitaphoto by Yamamoto Raita 第1回のテーマは、ワールドカップ・アジア地区最終予選の日本対オーストラリア戦が6月4日に行なわれるサッカーの日本代表です。

 実は、6月4日の「日本対オーストラリア」で、初めてスタジアム内のスタジオで中継番組の進行を担当することになりました。まさか自分にそんな大役が来るなんて、と正直驚いています。

 私は小学生の頃、家族と一緒にアニメの『キャプテン翼』を見て育ち、弟がサッカーをやっていたので、弟の試合を家族で観に行くこともあって、サッカーは昔から身近なスポーツでした(すごく詳しいという訳ではなかったですが......)。

 そんな私の最初のワールドカップの記憶は、2002年の日韓大会です。日本中が盛り上がっていて、当時、高校生だった私も授業が終わるとすぐに、試合の中継を見るために走って家に帰っていたことをよく覚えています。帰る途中に近所の家から「もうすぐ試合が始まるよ!」という声が聞こえてきて、「日本中のみんながテレビ中継を見ているんだ」と思いながら、全速力で帰宅しました。

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