走りのクセを知って、脚の痛みを解消しよう (2ページ目)

シューズ:VAZEE RUSH W BP2シューズ:VAZEE RUSH W BP2 解消方法としては、どの部分が問題なのかをチェックし、正しいフォームに修正をする必要があります。

 馬場さんの場合、右脚の動きを見てみると、膝が内側に入り、足先が外側を向いています。「ニーイン・トゥーアウト」というよく見られる症状です。これで長時間走っていると右足首内側のくるぶし周辺に痛みを感じるようになります。場合によっては膝もしくは、股関節の痛みも発症するかもしれません。

 修正方法は簡単です。内側に入る膝、外側へ向く足先を真っすぐになるように、歩みを進めることを日常生活の歩行で意識し続けてください。特に階段を昇るときは、つま先を正面に真っすぐに向け、その真上を膝が通るように目で確認をしながら昇りましょう。また、トレーナーなどに見てもらって、股関節を内側や外側に捻るための筋肉のバランスを修正してもらうことも大切です。

 ランニングは単純に考えれば前に進むだけなので、極端に言えば横や斜め方向といった無駄な動きをできるだけ減らしたい。ケガを防止し効率よく走るには、左右の脚を同じように、真っすぐ前に出すことが重要になります。

2 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る