2021.08.07

規格外FWルカクのワザはマネできる? 世界トップレベルのポストプレーを詳細解説

  • 松岡健三郎●取材・文 text by Matsuoka Kenzaburo
  • photo by Matsuoka Kenzaburo

スポルティーバ 足ワザ100連発
第19回 ロメル・ルカク(前編) 後編を見る>>

インテル、ベルギー代表でプレーする、ロメル・ルカク。年々レベルを上げ、今や世界屈指のFWとして活躍している。今回は東京ヴェルディや柏レイソルで活躍した林陵平氏に、ルカクが得意とする足ワザを実際にプレーしてもらい、特徴とマネするべきポイントを聞いた。

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ルカクの世界指折りのポストプレーを解説する photo by Getty Imagesルカクの世界指折りのポストプレーを解説する photo by Getty Images この記事に関連する写真を見る ↓【動画】ルカクのテクニック 実演&解説

 ルカクはパワーとフィジカルが規格外に強く、インテルでも、ベルギー代表でも、戦術「ルカク」と言ってもいいくらい、攻撃の軸として活躍しています。ルカクにボールを渡せば、ゴールまでボールを運べますし、相手に囲まれてもポストプレーからの展開ができます。

 やはりルカクと言えば、そのポストプレーですね。

 彼に出せばボールがしっかりと収まるので、味方は簡単には失わないと信じて走り込めます。チーム全体で一気に攻撃のスイッチを入れられるんです。

 ポストプレーにもいろいろな種類がありますけど、相手を背負って、その場に止まったままのプレーでボールを失わない点では、今はルカクが世界トップクラスではないでしょうか。それくらい強いですね。

 パワーがあって、体の幅も厚みもあるので、相手DFからするとボールが見えないのだと思います。無理にボールを奪いに行けば、簡単に反転されてしまうので、足元に飛び込めない。

 だから、相手DFとしては、ルカクがゴールに背を向けていれば、ポストプレーはさせてあげるくらいの感覚。ボールを奪えなくても、前を向かれなければOKというスタンスで対応していると思います。