ガールズグランプリ2025を「獲りたい」と語る梅川風子 「非常にモチベーションになった」ものも明かす (4ページ目)
勝利を渇望するアスリートのたたずまいを持つ梅川 photo by Gunki Hiroshiこの記事に関連する写真を見る――最初に「目標をどこに定めるか」というお話もありましたが、選手にはさまざまなモチベーションの要素があると思います。梅川選手の中でモチベーションになるのはどんな要素ですか。
新しいユニフォーム、あとレーサーパンツの色が変わるのは非常にモチベーションになりました。ずっとグランプリに出られていた時期も「自分にとって何が得られるんだろう」と考えたことがあって、出場者の証となるジャージ、そしてチャンピオンだけの特別な称号が得られるのは、自分にとってすごくモチベーションになりそうだなと感じます。
※2026年より、前年のガールズグランプリ出場選手は専用の「GGP7(ジージーピーセブン)ユニフォーム」を通年着用。さらに優勝選手は全ての競走において「1番車」ユニフォームを着用できる。
――今回の舞台となる平塚競輪場へのイメージも聞かせてください。
個人的に一番好きなバンクで、競輪場の中で最高のバンクだと思っています。
――そんな最高のバンクでの一戦に向け、意気込みを教えてください。
今年1年競輪に専念してきて、グランプリに出たいと強く思い、そしてグランプリを獲りたいと覚悟を決めた年でした。「獲りたい」の、一言ですね。
【Profile】
梅川風子(うめかわ・ふうこ)
1991年3月1日生まれ、長野県出身。4歳の頃からスケートを始め、スピードスケートの選手として全日本学生スピードスケート選手権500mで優勝を飾る。24歳でスピードスケートを引退して日本競輪学校(現日本競輪選手養成所)へ入学。26歳でデビューし、翌年にはガールズグランプリに初出場する。2023年11月のGⅠ開催「競輪祭女子王座戦」で優勝してガールズグランプリに出場し2着に。ナショナルチームにも所属し、2024年10月の世界選手権の女子ケイリンで5着となる。同年11月に自転車競技から引退し、ガールズケイリンに専念している。
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