駒沢体育館がリニューアルオープン イベントにはレスリング須﨑優衣、フェンシング見延和靖らが登場
駒沢体育館のリニューアルイベントにオリンピックメダリストらが参加
レスリングと縁のある駒沢体育館
2023年4月から改修工事を行なっていた駒沢オリンピック公園総合運動場体育館がリニューアルし、7月6日(日)に「駒沢体育館リニューアルオープンイベント」が開催された。
この駒沢体育館は1964年に建設され、その年に開催された東京オリンピックのレスリング競技の会場として使用。金メダル5個、銅メダル1個を獲得するなど、日本レスリングの萌芽と発展を象徴する場所となっている。
それにちなんでこのイベントでは、レスリング50kg級で2021年の東京オリンピックで金メダル、パリオリピックで銅メダルを獲得した須﨑優衣が参加。さらにフェンシングのエペで東京オリンピック団体金、パリオリンピック団体銀の見延和靖、スポーツクライミングで東京オリンピック銅メダリストの野口啓代ら名だたるアスリートが登壇し、このリニューアルを祝福した。
須﨑は「この体育館は私がレスリング人生を歩んできた場所で、東京オリンピックの国内最終予選で勝ったときの喜びが一番に思い浮かぶ」と話すとともに、「ロサンゼルスオリンピックへの出場もこの体育館で決めたい」と今後の意気込みも語った。
「ここでまた試合ができることを楽しみにしている」という見延は、2018年に開催されたこの駒沢体育館での大会を振り返りつつ、「あの年からどんどんフェンシングを取り巻く環境がよくなって結果が出ていって、今の自分たちがあるんだなと思う」と感慨深げに語った。
須﨑、見延らが子供たちにレッスン
約2年かけて改修された駒沢体育館は、内装が一新。まぶしさを低減した競技用LEDを天井に設置し、アリーナ床を国産材に変更した。また自然の気流を生かした効率的な空調設備を導入し、車いす対応のエレベーターの新設などバリアフリーにも最大限に配慮している。さらに東京オリンピック後に減築した東京アクアティクスセンターの観客席を活用し、屋根には太陽光発電も設置している。
そのほか、館内には1964年の東京オリンピックメモリアルギャラリーを常設。当時の日本選手団の公式ユニフォームや大会公式ポスターなどの展示もある。
(左上から時計回り)外観、LED照明、東京オリンピックメモリアルギャラリー、座席
野口は、スポーツクライミングのジャパンカップで、隣接する屋内球技場で競技をした経験はあるが、駒沢体育館への入館はこの日が初めて。「すごくかっこよくてきれいで、歴史があるとは思わなかった」と内装の清潔感とスタイリッシュさに驚いていた。
この日はリニューアルを祝して、バスケットボール3×3のエキシビジョンマッチ「しながわシティvs東京ダイム」や、須﨑、見延、野口らが参加しての「アスリートによる競技体験」も実施された。
駒沢体育館はこのリニューアルを機に、数多くの国内大会、国際大会、各種イベントを実施していく予定だ。
(左上から時計回り)イベント式典の模様、見延によるフェンシング体験、3×3エキシビジョンマッチ、須﨑によるレスリング体験

