自転車競技トラック・太田りゆも激励 初心者から上級者までが参加したトラックサイクリングキャンプで見えた大いなる希望 (3ページ目)

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 トラックやロードレースの大会への出場経験がある野口依央さん(13歳)は、「昨年は京都でやったキャンプに参加して、今回は2回目なんですが、この室内のトラックは整っていてきれい。スピードもすごく出せて気持ちよかったです。いまはシクロクロスをメインにやっていますが、これからはトラックとか、いろんな競技をやりたいです。自転車は大好きなので続けていきたいです」と笑顔を見せた。室内トラックを疾走するBクラスの参加者たち photo by Kishiku Torao室内トラックを疾走するBクラスの参加者たち photo by Kishiku Toraoこの記事に関連する写真を見る ガールズケイリンを志望する選手の多いAクラスには、高校や大学の自転車競技部所属の選手などが入り、技術力向上も含めた本格的な練習を行なった。なかには今秋、日本競輪選手養成所への入所試験を控え、実際にその施設を見学・体験するために来ている人もいた。トレーニングの最後には入所試験の科目にある500mのタイムを測定。自己申告タイムと実際のタイムが近い人にプレゼントが贈呈されるなど、レクリエーション的な要素も盛り込まれていた。

 選手志望の原愛華さん(17歳)は「初めて試験会場に来ることができて、(試験前に)雰囲気を掴むことができてよかったです」と充実感をにじませ、SAGA2024国民スポーツ大会(10月)のケイリンで優勝を目指しているという戸田朱音さん(18歳)は「スタートのやり方とか、ここで学んだことを生かしてインターハイ(ケイリン3位)のリベンジを果たしたいです」とキャンプで手ごたえを掴んだ様子だった。

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