大正製薬が考えるスポーツ協賛への思いと使命感 親和性の高いスポーツへの支援でファンと共に価値の創出を目指す

  • text by Sportiva

大正製薬はラグビー日本代表のトップパートナーを務める大正製薬はラグビー日本代表のトップパートナーを務める

スポーツ振興は我々の使命

 近年、ラグビーの国際親善試合が大きな話題となっている。今年も6月22日(土)の日本代表対イングランド代表を皮切りに10月末までの期間、国内で6試合が開催され、11月には海外遠征も組まれている。対戦カードのなかには世界中から尊敬を集める強豪国、ニュージーランドも含まれているなど、注目度は増すばかりだ。

これらの国際親善試合には大会名がついており、国内開催では「リポビタンDチャレンジカップ2024」、海外遠征には「リポビタンDツアー2024」の名称がつく。ともに長年日本人に親しまれているリポビタンDを販売する大正製薬株式会社が冠スポンサーとなっている。

 大正製薬はラグビー日本代表の唯一のトップパートナーとして最大限のサポートを行なうとともに、2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会ではオフィシャルスポンサーも務めるなど、ラグビーに多大なる貢献をしている企業だ。

 またプロ野球への協賛にも力を入れ、2013年からドラフト会議の特別協賛、2014年からNPB AWARDSの冠スポンサー、2016年よりNPBパートナーとなっている。そのほか、テニスでも協賛活動を行なうなど、幅広くスポーツをサポートしている。

 これらスポーツ協賛のコンセプトについて、マーケティング本部の宍戸正臣本部長に話を聞いた。

「我々は、『健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献する』を使命として、事業活動を通した社会への貢献を目指しています。

 製薬メーカーとしては、人々の健康寿命を延ばし、健康な状態で生活を送っていただくために、食事と運動は欠かせない要素だと考えており、その意味でスポーツを促進することは、我々の使命であることは間違いありません。スポーツの発展に貢献することで、人々の健全な体と心の育成につながると考え、スポーツ振興、スポーツ協賛にあたっています」

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