国枝慎吾がスポーツ界のアカデミー賞「ローレウス世界スポーツ賞」にノミネート。前回の候補から「本当に山あり谷ありでした」

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12年ぶりにノミネートされた国枝慎吾12年ぶりにノミネートされた国枝慎吾 年に一度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称える「ローレウス世界スポーツ賞」の授賞式が、4月24日(日)にスペインで開催される。これは、スポーツ界のアカデミー賞と言われる名誉あるアワードで、今年で23回目を迎える。

 昨年はテニスの大坂なおみが、日本人初となるローレウス年間最優秀女子選手賞を受賞。バドミントンの桃田賢斗がロ―レウス年間最優秀復活選手部門にノミネートされていた。

 今年は日本から、車いすテニスの国枝慎吾がローレウス年間最優秀障がい者選手部門に、スケートボードの堀米雄斗と西矢椛がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門に、NPO法人モンキーマジックがスポーツ・フォー・グッド部門にノミネートされている。

 このなかから、過去に1度ノミネートされた実績を持つ国枝慎吾に話を聞いた。

――『ローレウス世界スポーツ賞2022』の『ローレウス年間最優秀障がい者選手部門』にノミネートされましたが、その感想をお聞かせください。

 前回は2010年のノミネートで、あの時はアブダビで授賞式を行ないました。その式典に参加しましたが、すごく豪華だったという印象があります。今回2回目のノミネートということで、大変光栄に思っています。選ばれた6名()のアスリートはみんなものすごく実績を残している方々なので、そんな方々と一緒にこうしてノミネートされたことはすごく誇りに思いますね。
※......国枝慎吾(車いすテニス/日本)、ディーデ・デフロート(車いすテニス/オランダ)、イェツェ・プラット(パラサイクリング・パラトライアスロン/オランダ)、スサナ・ロドリゲス(パラトライアスロン/スペイン)、サラ・ストーリー(パラサイクリング/イギリス)、マルセル・フグ(車いす陸上/スイス)

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