【書籍紹介】『下剋上球児~三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』
菊地高弘著(発行/カンゼン)
【発行】カンゼン
【定価】本体1500円+税
2018年夏の甲子園で注目を集めたのは、初出場の三重県立白山高校だった。
白山高校は、いわゆる野球エリート校とは対照的なチーム。
10年連続県大会初戦敗退の弱小校。
「リアル・ルーキーズ」のキャッチフレーズ......。
そんな白山高校がなぜ甲子園に出場できたのか。
そこにはいくつものミラクルと信じられない物語が存在した。
「菊地選手」渾身の一作。
学校も野球も地元も熱狂! ひと夏の青春ノンフィクション
【目次】
第1章 雑草だらけのグラウンド
第2章 牛歩のごとく進まぬチーム
第3章 10年連続三重大会初戦敗退
第4章 真面目軍団と問題児軍団
第5章 一筋の光明と強豪の壁
第6章 8名の野球部顧問
第7章 過疎の町と野球部
第8章 三度目の正直
第9章 監督の手を離れるとき
第10章 日本一の下剋上
第11章 空に昇っていく大歓声
第12章 白山はなぜ甲子園に出られたのか
【著者紹介】
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、ライターとして独立。『中学野球太郎』誌上では打者として有望中学生投手と真剣勝負する「菊地選手のホームランプロジェクト」を連載中。著書に『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)、『野球部あるある』シリーズ(「菊池選手」名義/集英社)がある。Twitterアカウント:@kikuchiplayer