復帰後も好調で「ショータイム」再び!大谷翔平フィーバーは加速する<PR>
復帰後もバッティングが好調な大谷 2018年のメジャーリーグでは、ロサンゼルス・エンゼルスの"規格外のルーキー"大谷翔平が話題の中心になっている。
投手としては、日本時間4月2日のオークランド・アスレチックス戦に先発してメジャー初勝利。その後も最速163キロのストレートと、「あれは違法」とも言われるスライダーを武器に、7月までに4勝(1敗)を挙げた。一方、打者としては4月5日の本拠地デビュー戦から3戦連続でホームランを放つなど、一時はチームの4番を任され、シーズン開幕前に巻き起こった"二刀流懐疑論"を一蹴した。
6月上旬に右ヒジの負傷で戦列を離れたが、手術を回避して約1カ月後に復帰を果たす。7月20日の右ヒジ再検査で投球練習が可能になってからは、今シーズン中に再びマウンドに立つことを目指して調整を続けている。
早くもメジャーのファンを虜にしている大谷だが、特に本拠地ロサンゼルスでのフィーバーぶりはとどまることを知らない。スタジアムのショップでは目立つところに大谷グッズが置かれ、品切れが出るほどに売れ行きは好調だという。アメリカで取材を行なうカメラマンは、その熱狂ぶりをこう話す。
「投手・大谷」の復活も楽しみだ「7月13日のエンゼルススタジアムでの試合前に、新人の選手としては異例のボブルヘッド人形が配られたんですが、それを手にできるのは先着2万人とあって長蛇の列ができていました。平日にもかかわらず、もっとも早い人は試合開始の約5時間前から並んでいたそうです。平日の試合は空席も目立つんですけど、この日のチケットは完売でしたね。
昨年まで、エンゼルスの一番人気の選手はマイク・トラウトでした。しかし今は、球場でトラウトのTシャツを着るファンと大谷のTシャツを着るファンの数は同じくらい。もしかしたら大谷のほうが多いかもしれません。大谷のTシャツを着ているファンは、特に子どもが目立ちます」
大谷はプレーだけでなく、献身的なファンサービスでも多くの人を惹きつけている。シーズン開幕当初、敵地カンザスシティ・ロイヤルズでの試合で、幼いロイヤルズファンに自身の名前が入ったバットをプレゼントしたエピソードは大きな話題を呼んだ。その後も、どんなときでも笑顔でサインに対応するなど、"神対応"を続ける大谷を見る子どもたちの目はキラキラと輝いている。
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