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「振り切れ!」。土居美咲、
世界ランク20位という目標達成のために

  • 津金一郎●文 text by Tsugane Ichiro  五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro

    今月、ニューバランスとグローバルアスリート契約した土居美咲今月、ニューバランスとグローバルアスリート契約した土居美咲
 次代の男子テニス界のヌーベルバーグとして大きな期待を集めている26歳のミロシュ・ラオニッチ。恵まれた体格から最速250kmの強烈なサーブと、フォアハンドの高い打点からの力強いショットに磨きをかけ、2011年始のランキング156位から、わずか5年で頂点を狙える位置にまで実力を伸ばしてきた。

 昨シーズンは全豪オープンでベスト4まで勝ち進み、ウインブルドンではグランドスラムで初めて決勝戦の舞台を踏んで準優勝。年間ランキング上位8選手のみが出場できるATPワールドツアー・ファイナルでも準決勝まで勝ち上がり、年間ランキングでも自己最高位の3位をマークした。

 グランドスラムでの初優勝、年間ランキング1位の座を射程圏にとらえるラオニッチが、目標達成のために自らを鼓舞する姿を描いているのが、ニューバランスがグローバル展開する『A LETTER TO MY FUTURE SELF〜ミロシュ・ラオニッチ編』だ。

 夢に向けて競技に邁進するアスリートが、競技人生を振り返りながら、3年後、5年後、10年後の未来への自分自身に向けてメッセージを発信する『A LETTER TO MY FUTURE SELF』。そのなかでラオニッチは「炎を燃やし続けろ」というメッセージを発信している。

 日本人アスリートとしては、MLBのヒューストン・アストロズ・青木宣親に続いて2人目のニューバランスのグローバルアスリートとなったプロテニスプレイヤーの土居美咲が、ラオニッチからのメッセージを受け取り、これまでのテニス人生を振り返り、最盛期へと向かっていく未来に向けたメッセージを語る。

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