Shigekixが語るD.LEAGUE CHAMPIONSHIPへの思い「レギュラーダンサーとして参戦した理由」「特別視してきた先輩との関係」 (2ページ目)
ブレイキンのチームとして高い人気を誇るKOSÉ 8ROCKS ©D.LEAGUE24-25この記事に関連する写真を見る 正式に参戦することをチーム側に伝え、パリオリンピックの興奮冷めやらぬ8月中旬には公式サイトを始め、さまざまなチャネルでレギュラーダンサーとしての加入を発表すると、各所から大きな反響があった。
「驚きの声は結構ありました。そのなかでもポジティブな意見が本当に多くて、自分の新たな挑戦を見たいと思ってくれている方、いろんなブレイキンの姿を見たいと思ってくれる方がいて、すごく喜んでくださっているという印象を持ちました。これはパリオリンピックのおかげもあると思っていて、こんなダンスがあるんだと気づいてくれるきっかけになったのかなと思います」
【MVDを2度獲得】
レギュラーダンサーとなったShigekixはいきなり開幕戦となるラウンド1から出場した。
「開幕戦はだいぶ気合いを入れていましたね。僕自身もSPダンサー以外で出場するのは初めてでしたし、自分のスタートの瞬間を、特別感を持って臨んだので、みんなを興奮させたいとか、喜ばせたいという一心で挑戦をしました」
ちなみに今シーズンのDリーグは全14チームによって14ラウンドのレギュラーシーズンを行なった(5月末に終了)。総当たりの対戦形式で争われ、1ラウンドで計7マッチを実施。勝敗は、オーディエンス、テクニック、コレオグラフィー、ステージング、シンクロパフォーマンス、エースパフォーマンスの6項目によってジャッジされ、勝ち、負け、引き分けのいずれかが、対戦直後にドラマチックに決まる仕組みだ。
このジャッジシステムは今シーズンから採用されたもので、なかでもエースパフォーマンスには大きな注目が集まってきた。これは1チーム約2分の作品のなかで、必ず一度、ひとりのダンサーがスポットライトを浴びたなかでパフォーマンスを行なうというもので、勝敗を左右する重要なパートとなっていた。
KOSÉ 8ROCKSの今シーズン最初のラウンドで、エースパフォーマンスを任されたのがShigekixだった。
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