2018.12.28

5区を完走。箱根駅伝が好きすぎるアイドル
NGT48西村菜那子の注目校は

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • 村上庄吾●撮影photo by Murakami Shogo

 予選会を勝ち抜いてきた大学では、予選会を史上最速タイムで走破し、全日本大学駅伝でも4位に入った駒澤大について、「大八木弘明監督が柔和になったなと思います(笑)。予選会で駒澤大学関係者に配られた、大八木監督の顔写真が入った『男だろ!! うちわ』なんて、少し前では考えられないことです」と、"闘将"の変化を感じている。また、同じ"予選会突破組"の中では、明治大も指揮官に注目しているという。

「実は、明治大には中学の先輩が4年生(竹山直宏)にいまして、徐々に注目するようになったんです。今季から、山本祐樹コーチが監督に昇格して、チームカラーも少し変わりました。前回は予選会で落選しましたが、今季は阿部弘輝選手(3年)が1万mで27分台を出しましたし、4年ぶりにシード権を獲得するんじゃないかなと思います」
 
 今季の明治大は予選会を5位で通過し、全日本大学駅伝では9位に入った。11月24日の八王子ロングディスタンス1万mでは阿部が今季日本人学生最速となる27分56秒45をマーク。登録選手上位10人の1万m平均タイムは2位につけており、非常に楽しみな存在だ。

 2年連続のシード権獲得を狙う拓殖大では、名実共にチームの柱になった留学生キャプテンの起用に個人的な希望も。

「拓殖大はワークナー・デレセ選手(4年)に注目しています。3年連続で2区を好走していますけど、合宿の映像を見ても、デレセ選手は上り坂が得意なのがわかります。本人も『5区を走りたい』と話していますね。留学生キャプテンはすごく異例なことですけど、日本人よりも日本人らしい性格だと岡田正裕監督もおしゃっているので、最後は走りたい区間を走ってもらえたらうれしいですね」

留学生キャプテンとしてチームを引っ張る、拓殖大のデレセ photo by Nishimura Naoki/AFLO マニアックな話がポンポン飛び出す菜那子さんだが、まだまだ知ってほしいことがたくさんあるという。

「日体大はいろいろありましたけど、今季は廻谷賢選手(3年)がすごく成長しました。出雲は4区で区間3位、全日本は7区で区間4位。成績が安定している選手なので、箱根でも結果を出してくれるんじゃないでしょうか。

 全日本大学駅伝に出場できず悔しい思いをしただろう中央大の注目は、やはり舟津彰馬選手(3年)です。2年前の予選会落選の際の"1年生の主将"として話題になりましたが、今年は関口康平選手(3年)に主将を任せたので、持ち前のハングリー精神を前面に出した走りをしてくれると思います。中央大と同じく、前回走ったメンバーに4年生がひとりしかいなかった上武大は戦力ダウンが少ないですね。必ず予選会を突破してくるイメージがありますが、今回はシード権を狙ってほしいです」