箱根2区を制した神大・鈴木健吾が「マラソン向き」と言われる理由 (6ページ目)

  • 折山淑美●文 text by Oriyama Toshimi
  • photo by AFLO

 ユニバーシアードが終わったら、マラソンの練習を少しずつ始めながら駅伝のレースをこなしていくという。しっかりマラソンの練習に切り換えるのは、箱根が終わってから。初マラソンでの鈴木の目標は、下田が2016年の東京で記録した2時間11分台を上回る、10分台で走ることだ。

「今は、『東京五輪を狙う』『日本記録を狙う』と言わされてしまっている部分もあると思います。でも、マラソンはやってみなければわからないと思うし、初めての時はマラソンの厳しさを味わうくらいの心持ちでいいかなと思います。地元開催の五輪だからチャンスがあればとは思うけど、マラソンは経験がものをいう競技でしょうし、やはり東京の次の五輪が現実的かなと。それに向かってコツコツやっていくだけですね」

 現役選手では、コンスタントに結果を出している川内優輝の走りを絶賛する鈴木。冷静に足元を見ながら挑戦していこうとしている姿勢もまた、彼がマラソン向きだと評価されるゆえんだろう。

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