【箱根駅伝】39年ぶり完全V。ライバルが青学大の独走を許したわけ (5ページ目)

  • 折山淑美●文 text by Oriyama Toshimi photo by Yuya NAGASE/PHOTO KISHIMOTO

 青学大は、復路も1年の小野田が区間2位ながら昨年早大の三浦雅裕が出していた区間記録と同タイムの58分31秒で走って2位との差を広げると、不安視されていた9区の中村が区間7位になっただけで、7区の小椋祐介(4年)と8区の下田裕太(2年)、10区の渡邉利典(4年)は余裕を持って走り区間賞を獲得している。

 1977年の日本体育大学以来、39年ぶりに1区から一度も首位を譲らない圧倒的な強さを見せつけて連覇を果たした青学大。その強さだけが目立った箱根駅伝になった。

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