【続・東京マラソンへの道】中島彩「船に乗って新しいコースを開拓!」
市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」
こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。みなさんは自宅から離れた場所でランニングした後、帰るときにどんな交通手段で移動していますか? 電車やバス、もしくはクルマでしょうか。クルマを持っていない私は、走ったあとに電車に乗ったりしますが、車両が満員だった場合、走ったあとの爽快感が台無しになります(私から発する熱気で周囲のお客さんに迷惑かけているかもしれませんが......)。そこで今回は、ランニング後にちょっと変わった移動手段を利用してみました。題して今回のテーマは、「RUN×船」。船に乗って新しいランニングコースを開拓しようと思ったのです。ランニングと船との組み合わせは、意外と最高でしたよ!
ランニングの最中に水上バスを使ったのは、もちろん初めての体験でした!☆電車移動での悩みが一発解決!
先週末、私は「浅草」と「お台場」という、少し離れたふたつの場所でランニングしようと思いました。浅草からお台場の距離は、最短ルートでも11キロほどあります。しかし、走ろうと思った日は残暑が厳しく、日中は30度を越えていて、走って移動するのはちょっと......。というわけで、移動手段として思いついたのが、電車でもなく、バスでも、タクシーでもなく......船。そう、水上バスを使ってみたのです!
まず、午前中に浅草で2キロほど走り、汗だくになったあと、水上バスでお台場へと出発。到着したころには夕方で陽射しもやわらかくなっていたので、そこで6キロほどランニングして、最後はレインボーブリッジで夜景を眺めながら自宅まで2キロほど走って帰りました。朝と夕方、どちらも涼しい時間帯に走れたので、とても気持ち良かったですよ!
浅草やお台場など、いくつか停留所のある東京の水上バスは、観光客だけでなく、通勤などで利用している方も多いようです。今回乗った水上バスの価格は、最も短い区間で200円。私が乗った浅草~お台場海浜公園のルートは1220円でしたが、その代わり景観は最高だったんです! 隅田川を下っていくと、スカイツリー、汐留のオフィスタワー群、そしてフジテレビ本社......。景色がどんどん移り変わっていきました。私は東京都民ですが、いつの間にやら東京見物に来た観光客の気分になってました(笑)。
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