2013.04.20

【続・東京マラソンへの道】中島彩「マラニックって知っていますか?」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

緑に囲まれた八国山緑地のコースは、走っていて気持ちよかったです そして3キロほど走れば、さっそく休憩、そしてストレッチ。無理をしないランにするためです。休憩中、みんなのリュックから出てくるのは、おにぎり、そして菓子パンと、まさにピクニックで食べそうなものばかり。「走りながらこんなにガッツリ食べるのか!」と驚いていると、参加していた男性ランナー曰く、「夏はアイスを食べたり、持ちながら走ることもありますよ」とのこと。面白い! ビギナーの私は、和菓子の最中(もなか)を食べてお腹を満たしました!

 そんな感じで再び走っていると、50メートル先の河川沿いに、野原一面に咲く紫の花(後にハナダイコンと知る)を発見。私は、みんなが追いつく前に花を写真に収めようと、猛ダッシュしました! みんなの走るペースを乱さないよう、私なりに配慮したつもりだったのです。そういうことってありませんか? 靴の紐が解(ほど)けそうなとき、先に走って結び直すという場面とか。ところが、思いもよらぬ展開に! 私が写真を撮っているのを見るや否や、「綺麗ですね~」と、みんなリュックからカメラを取り出して撮影会へと発展したのです。もちろん、その時間のランはお休み。「ペースを考えて先に走ったはずが……」と思っていると、「マラニックで『写真を撮りたいな~』と思えば、遠慮なく止まってくださいね。写真に収めたい場所を発見するのも、マラニックです!」と言われました。そう、写真を撮るという行為も、マラニックの時間の中に含まれているのです。

 そして一行は、今回のマラニックの目玉でもある、国宝建築物の「正福寺」に到着。そこでもパチパチと写真を撮りました。その後、東村山名物の『だっふんだァーどら焼き(志村けんさんの出身地にちなんで命名)』をほお張りながらゴール。気づけば、予定時刻の17時になっていました。普段、13キロをいつもの1キロ7分ペースで走ると、1時間半ぐらいで終わります。しかし休憩して、観光して、いろいろな企画を挟んでいるうちに3時間! しかし、あっと言う間でした! 初めて会った仲間とも仲良くなり、綺麗な写真もたくさん撮れ、お腹もいっぱいに……。大満足のマラニックでした!

(2)マラニックを計画してみよう!

 初めてマラニックを体験して、改めて「走るのって楽しいな!」と再確認することができました。また、息切れさせずに運動し続けるマラニックは、スタミナのある身体を作るのに良いそうです。というわけで、「マラニックを計画してみよう!」と興味を持った方に、準備のポイントをまとめてみました。

☆コース設定

 マラニックにおいて、やはり「コース設定」が一番大切だと思います。今回参加したマラニックは「全長13キロを3時間で完走予定」と決まっていたので、走るときの目安となりました。コースを作る際には、地図を参考にしながら、時間と距離をしっかり把握しておく必要があるでしょう。また、ゴール地点を作ったほうが、達成感があっていいですよね。そして忘れてはいけないのは、トイレの場所です! 知らない土地でトイレが見つからないままマラニック……は、本当に大変。公衆トイレだけでなく、コンビニの場所などもピックアップしたほうがいいでしょう。ちなみに、今回のマラニックは駅集合だったので、コインロッカーやコンビニを利用できて便利でしたよ!