【今日は何の日?】東洋大、箱根駅伝で初優勝
ガッツポーズでゴールインする10区の高見諒(東洋大)【2009年1月3日】
"新・山の神"柏原竜二を擁し完全優勝
第85回箱根駅伝。前日の往路・5区、9位でたすきを受けたのは1年生の柏原竜二だった。前を行くライバルたちを次々と抜き去るその快走は、2007年に初代山の神、今井正人(順天堂大学)が出した区間記録を47秒更新する新記録。東洋大は一躍トップに躍り出た。
2位の早稲田大学に22秒差でスタートしたこの日の復路でも、一時はトップを奪われるものの、8区で抜き返してからはリードを広げて優勝。1933年に初出場して以来、念願の総合初優勝を飾った。
東洋大は翌年も優勝して2連覇を達成。優勝候補の常連に加わった。