強豪バレー部からビキニフィットネス界のホープへ 小倉あれずが国際大会4位で得た手ごたえ「世界の舞台ならもっと羽ばたけるかもしれない」 (2ページ目)

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【歯科衛生士と両立で多忙な日々】

ーーいつから本格的にトレーニングを始めたんですか?

 それが3年前にトレーニングを始めたら、ジムに住みたいと思うくらい楽しくて、昨日もスクワットを110回やりました(笑)。

 最初の頃は週6日、1日2〜3時間はトレーニングしていましたね。今も、歯科衛生士の仕事をしながら週10時間は鍛えるようにしてます。高校時代から追い込むタイプだったので、この競技は私に合ってたのかもしれません。

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ーー毎日がハードそうですね。

 去年9月まで正社員として歯科衛生士の仕事を週5日でやっていたのですが、私は大会前に休みがないとダメなタイプ。でも仕事を休むと周りに迷惑をかけてしまう。

 院長は理解してくれていて「競技に集中してもいいんだよ」と言ってくれてますが、歯科衛生士の仕事は好きだし、手がなまるので、今はアルバイトとして週2日で勤務しています。

ーーではスケジュールにも多少余裕が?

 いえ、今のほうが忙しいですね。今は月曜から木曜の午前まで宇都宮、木曜の午後から日曜日まで東京という二重生活を送っています。

 歯科衛生士の仕事が入ってる日は、朝から夜まで宇都宮の歯医者で働いたあとにパーソナルでお客さんに教えて、夜9時とか10時くらいから自分のトレーニングを始めます。

 他の日もパーソナルトレーニングを教えつつ、自分のトレーニング。東京でも、トレーナーとしての仕事をしていて、週7日で働いてます。睡眠時間は1日4〜5時間くらいですが、全然苦になりません!

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ーー体はキツくないですか?

 たまには休まないとよくないので、月1で大好きな沖縄に遊びに行きますよ。母親からどこにいるのかわからないと言われます(笑)。競技をやめるまではこの生活を続けていくつもりです。

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