道端カレン、44歳「今が人生で一番スタイルがいい」 10代の頃は「無茶なダイエットをたくさんしました」

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

道端カレン インタビュー後編(全2回)

 モデル・タレント業のかたわら、トライアスロンの国内大会で優勝するなどトライアスリートとしても活躍してきた道端カレンさん。ここ数年は、ビキニフィットネス競技に目覚め、多くのコンテストに参戦している。

 カレンさんは、芸能人であり、ふたりの息子を育てる母親であり、ボディメイクに励むアスリートでもある。「3刀流」とも言える多彩な顔を持つ、カレンさんのライフスタイルに迫っていきたい。

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【10代は無茶なダイエットの日々】

ーースポーツと健康美を極めるカレンさんですが、小さい頃からスポーツをやっていたのですか?

道端カレン(以下、同)
 母親が私をモデルにしたかったみたいで、小さい頃からテニスなどの競技はさせてもらえませんでした。片手運動で右腕だけ太くなったら困るということで。全身運動の水泳は習わせてもらっていました。運動は全体的に得意でしたね。むしろ、体育くらいしかいい成績の科目がなかった(笑)。

ーーそして中学卒業とともに上京。モデル活動を本格化させます。

 1990年代のモデル業界はやせてないと使いものにならないという考え方だったから、ひたすらに食事抜きダイエットみたいな無茶をたくさんしましたね。今と違って、やせる以外にトレーニングで引き締めるという選択を日本も海外もまだ知らなかったんだと思います。

ーーその後、どのように体づくりへの意識が変化していくのでしょうか?

 25歳で息子を産んでから、食事を抜くダイエットでは10代の頃と違ってやせられなくなったんです。それで「これは運動するしかないな」と思って、ヨガを始めたり、ジムに通うようになったんです。

 ただ、その当時はまだ筋トレをしてなくて、トレッドミル(ランニングマシン)でのウォーキングやストレッチをするくらいでした。

 モデル事務所から芸能事務所に移った30歳も転機でした。モデルよりもタレントの仕事がメインになってきて、それまでは服をきれいに見せるためにやせていなきゃいけないと思っていたのが、多少は肉をつけても問題がなくなったからです。

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