キャンパーのNGT48藤崎未夢が語る焚き火の魅力。「何人かで囲めば、真面目モードになって心を開いた会話ができる」 (2ページ目)

  • 辻 歌●取材・文 text by Tsuji Uta
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

自ら薪を割って作った木のスティックで焼きマシュマロを作る自ら薪を割って作った木のスティックで焼きマシュマロを作るこの記事に関連する写真を見るいい具合に焦げ目がついたマシュマロをほおばるいい具合に焦げ目がついたマシュマロをほおばるこの記事に関連する写真を見る──小さい頃のキャンプの思い出は?

藤崎
 子どもの頃は、夏の暑いシーズンに、川の近くにあるキャンプ場に行くのが家族の恒例行事。川遊びをしたり、冷やしてからスイカ割りをしたり。ふだんとは違うことがいろいろできて、野外でテントに泊まれるのも楽しかったですね。

──夏のアウトドアで、「虫がイヤ」というのもなかったですか?

藤崎
 自然がたくさんある外で遊ぶのだから、虫がいるのも当たり前だな、と。むしろ、私のほうが自然や虫さんたちの場所に「おじゃましてます」という感じ。ふだん、家に虫がいたらイヤだけど(笑)。外なら平気です。

──最近は、どんなキャンプを楽しんでいますか?

藤崎
 ずっと家族4人でキャンプをしていましたが、最近は父とふたりで行くことが多いですね。お仕事で新潟県内にあるアウトドア関係の会社に伺う機会が増えて、その時に手に入れたものを、実際にキャンプで使っています。たとえば、「馬場長金物」(三条市)の斧(おの)や鉈(なた)で、焚き火のための薪割りをしたり......。あと、焚き火が着火しやすくなる「フェザースティック」というのがあって、鉈を使って枝の先端を薄く削いで、羽毛のようにしたものを作るんです。地味なんですけど、上手にできた時がうれしくって。心を無にして、その時間を楽しんでいます。

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