2020.01.27

チケットなしで見る東京五輪。
自転車ロード生観戦をチェックしてみた

  • 門脇 正法●取材・文 text by Kadowaki Masanori
  • 須賀 和●撮影 photo by Suga Yamato


 栗村氏によると、スタート地点の次に見どころとなりそうなのが、東京都府中市の大國魂(おおくにたま)神社になる。ここは神社の境内がコースに取り入れられているのだ。

「武蔵野の森公園から大國魂神社のあたりは、スタートはしたものの、まだお披露目的な意味合いが強い"パレードラン"という状態で、選手たちはリラックスして、観客に手を振ったりしながら集団で走っているんですよ。ですから、神社の中を通り抜けていく自転車の集団はビジュアル的にも映えるんじゃないでしょうか」

 そして、実質的なスタート(アクチュアルスタート)地点となる多摩川をまたぐ是政橋(これまさばし)に差しかかるところから、ロードレースらしい展開がはじまっていく。もちろん、ここもレースのポイントのひとつだ。

「是政橋を渡り、東京の多摩の市街地を通り抜け、神奈川県相模原市の青山の交差点を曲がると、今度は緩い登り坂の"道志みち"に入っていき、選手たちは一路大自然の中へ。続く観戦ポイントは、やはり山中湖ということになるでしょうね」

 では、実際に自転車競技のロードはどのような状況で生観戦できるのか?

 Sportiva編集部は、スタート地点の武蔵野の森公園から大國魂神社、アクチュアルスタートとなる是政橋、それ以降の道志みちから山中湖を経て、富士スピードウェイまでの要所にスタッフを配置。昨年の自転車競技のロードのテストイベントを、現場でチェックしてみた。

武蔵野の森公園に設置されたスタート地点武蔵野の森公園に設置されたスタート地点