2019.06.14

鷲見玲奈アナがド緊張した会見
「あんなに挙手したの小学校以来かも」

  • sportiva●文 text by sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

―― 「Humanウォッチャー」では選手の深掘り取材をされていますが、鷲見さん自身の意外な一面を教えてください。

鷲見 世間のイメージ、どんな感じなんですかね、私(笑)。以前、ある週刊誌さんの取材で「意外とガツガツしてないねって言われるんですよ」という話をしたら、それが「私、意外とガツガツしないんです」というふうに大きめに書いてあって。それを取材先で張本智和選手から「ガツガツしてないんですね」ってイジられました。

―― 張本選手的には、ガツガツ質問してくるイメージなんでしょうか。

鷲見 でも、仕事だったらいかなきゃいけない時はそうしなきゃいけないので。もちろん、選手との距離感は大切ですし、いき過ぎない、ということは気をつけています。

―― 悩みごとはあったりしますか。そういうところに意外な一面があるのかなと思ったのですが。

鷲見 すごく気にしいですね。ちょっと何か言われたことに対してすごく傷ついたりします。あとは、顔をじっと見てしまいます。「今、嫌なこと言ったな」っていう(相手の)表情を見て、「この人、もしかしたら私のことあんまり好きじゃないのかも」と勝手に妄想して、わーってマイナス思考になったりする時はありますね。私、基本的に人が好きなので、みんなと仲良くしたいんです。

―― 『SPORTSウォッチャー』に限らず、印象深かった取材はありますか。

鷲見 最初に選手インタビューをさせていただいたのが、先輩(アナウンサー)の水原恵理さんに連れていっていただいたサッカーの試合で、小野伸二選手だったんです。

―― いきなりレジェンドですね。

鷲見 最初のインタビューが小野選手、というのは衝撃的でした。あまりの緊張で、何を聞いたのかも忘れてしまいました。でも、感動しました。アナウンサーになったら、こういう選手にインタビューさせてもらえるんだって。今年の3月にイチロー選手の引退会見がありましたけど、あの会見も緊張しました。スタッフさんから「これについて聞いてほしい」という話があったんですけど、それをどのタイミングでどういうふうに聞いたらいいんだろうというのは、ものすごく考えましたし。心臓の音が(自分の耳で)聞こえそうでした。

―― 最初のほうに質問されていましたよね。

鷲見 3番目でした。あんなに会見で長く話を聞けると思っていなかったので、早く聞かないと質問を締め切られちゃうと思って。すっごく挙手して(司会の方に)アピールしました。あんな挙手したの、たぶん小学校以来かもしれないです(笑)。